なぜ、人は自然の雄大な景色を見ると美しいと思うのでしょうか?
なぜ、人は鳥の声を心地良いと思うのでしょうか?
なぜ、人は森に入ると落ち着くのでしょう?

その答えにCREWSの活動やCREWS限定コンテンツのヒントが隠されています。

僕ら日本人が、自然から切り離された生活を送るようになったのは1960年頃から、今当たり前のように送っているコンクリートに囲まれ電化された生活は60年の歴史しかありません。
現生人類が綿々と命を紡いできた20万年の歴史のうちのたった60年です。誕生から99.97%の時間を人類は自然の中で生活を育んできました。

人工物に囲まれた生活に我々の身体や心はまだ適応できていないのではないでしょうか。

都市生活者が自然に囲まれた生活者よりも、短命であるとか、統合失調症にかかる割合が高いとか。
都会の方が騒音・光害・空気汚染等・密集等のストレス要因が多いとか。
自然の中には抗ストレス物質が多いとか。

都市生活よりも自然の中で暮らす方が健康的であることを、科学的に立証した研究例は枚挙に暇がありません。


■■「身体知」が快適な社会を作る。■■

音楽において特定のリズムやハーモニーを再現性100%で奏でられるようになるために一番いいのは、まず「頭」で学び、「耳」で聞き、繰り返し繰り返し練習し「身体」に染み込ませることだそうです。
自然の中で生まれ育ち、ゆっくりと文化を育んできた人間にとって「身体知」を上手く使いこなすことはとても重要なことなのでしょう。

現在、人が考え、作り出すものは「頭」だけで考えた設計図をそのまま実現してしまったものが多いのではないでしょうか?
身体で感じて心地よいかどうか。しっかりと感じ科学的に立証し実現したものは少ないのではないでしょうか?
そんなものに囲まれた生活や社会が僕らにとって心地よいものになるのは難しいように思います。

自然の中でしっかりと遊ぶことで人は自分の「身体知」を高め力強く信じられるようになる。
幼少期から自然の中でどっぷり遊んできた僕はそう確信しています。

しかし、子供の頃からTV・ゲーム・受験・インターネットの情報に追われるように育ってきた今の大人たちに自然の中で遊ぶ方法を知っている人はとても少ない。
そんな「身体知」に欠けた大人たちが作る社会が人にとって快適な自然と調和した社会になるとは思えません。
どこか脳みそだけで考えた絵空事のような社会になるのではないでしょうか。


■■インターネットの普及が、アイデンティティとコミュニティの崩壊~創造を生む。■■

1960年頃から自然から切り離されて脳化されて生きてきた僕たちに、インターネットはさらに大量の情報のシャワーを浴びせます。

ついつい手にし眺めてしまうスマートフォンから流れてくるのは、周りの人の極端に良さげに見える生活や、ネガティブさを強調したニュースや誹謗中傷。
大量の情報の中で僕たちは何が正しくて、何が間違っているのか、ますますわからなくなっていきます。
自分ではない他の誰かの人生を羨ましく思うことに多くの時間を使い、自分の人生に自信が持てなくなります。

インターネットの普及は悪いことばかりではありません。
TV会議やコミュニケーションツールの発達によって、人は場所・時間・組織に縛られて働かなくてもよくなり、自分たちの働き方を自由に選び作り出せるようになりました。
ソーシャルメディアを通じてこれまではつながりようもなかった遠く離れた地に住む同じ趣味志向の人達と自由に繋がれるようになりました。

コミュニティは個人のアイデンティティを確立するものだと思います。
コミュニティ=アイデンティティは、高度成長期以前は住む「地域」に、高度成長期以降は所属する「会社」によって確立されていました。

これまでコミュニティが守ってくれたアイデンティティはネットによる情報のシャワーによって一度崩壊しますが、同時にインターネットで価値観や趣味で繋がれるようになり、一旦崩壊したアイデンティティは価値観から再び確立され、コミュニティもそのアイデンティティから形成されるようになります。

これからは価値観に基づいたアイデンティティでつながった人達が、さらに地域を選び、組織をつくり、より理想的なコミュニティを確立し、社会を作っていく時代なのです。


■■CREWSが提供していくコンテンツとは?■■

そんな大きな流れの中でWEBマガジン「.HYAKKEI」は、「Life with Nature」のきっかけとなるようなコンテンツ=情報を提供してきました。
「自然と共にある生活を志向する」.HYAKKEIが発信するコミュニティ「CREWS」では、大人たちの身体知をもう一度取り戻す実践の場を提供します。CREWSメンバーには癒やしと仲間との出逢いを、社会には身体知を育んだCREWSメンバーを通して健全さを提供し、世の一隅を照らしていきます。

編集長の羽田は.HYAKKEIの取材を通じてアウトドアの達人たちと出逢い、その身体知から来る確信に基づいたライフスタイルと出逢い、自分自身も自然と触れ合う中で、尾道の向島での生活を選びスタートさせました。
副編集長の僕も2012年から登山にのめりこむ中で自身の身体知を高め、自分自身への信頼感や、価値観への確信を強められました。

CREWSメンバーだけが見れる限定コンテンツは、そんな僕たちが.HYAKKEIの取材を通して得られた学びや、ネットや社会を賑わしているニュースを、さらに深堀りし僕ら独自の視点でお伝えしていきたいと思います。

CREWS限定コンテンツの第一弾は編集長の自己紹介も兼ねて「.HYAKKEIの編集を通じて得たことや感じたこと」を存分に語っていただこうと考えております。

信頼関係の確立されたCREWSメンバーだけが見られるコンテンツです。歯に衣きせず赤裸々に書き連ねていきますよ!どうぞお楽しみに!